実は、台湾の吉野家には、日本には存在しない奇妙なメニューがたくさんあります。

「納豆オクラ丼」、「納豆牛丼」、「納豆カレー丼」などなど。


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その正体を確かめに行ってみました。


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納豆牛丼+Cセット
170元


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牛丼の上に納豆が乗っているという、ミスマッチ感がすごいです。


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牛肉が糸を引く。


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糸を引く。

日本ではありえない光景です。

では、味はどうなのか?
正直、食べられないほどまずい、というわけではありません。想像通り、「納豆+牛丼」です。そこそこおいしく食べられます。ただ、なぜ牛丼と納豆をいっしょにするのか?いっしょにしなければならないのか?いっしょにせざるをえなかったのか?(笑)
はなはだ謎です。別々に食べたほうが絶対に おいしいのに。しかも、セットにするとキムチまでついてきます。牛丼、納豆、キムチ、それぞれでご飯が食べられるのに、なぜ3つもいっしょについてくるのか?

しかし、逆に中華圏の人から見れば、日本人も同じようなことをしているのです。例えば、チャーハン、ラーメン、餃子、このうち二つ以上をいっしょに食べる日本人を見て、中華圏の人は必ず驚きます。「どうして主食を二つも同時に食べているんだ?」と。


台湾の吉野家が日本と違うのは、メニューだけではありません。

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このお店では、1階はレジ、2階は座席と分かれていて、ゆったりと食事ができます。日本のようなUの字テーブルで、殺伐とした雰囲気の中、黙って牛丼をかきこむ、ということはありません。みんなゆったりと食事しています。

これは価格も関係しているかもしれません。牛丼の価格はだいたい100元を超えます。これは、台湾では普通のお店より高い食事です。たぶん日本人には信じられないと思いますが、台湾では、吉野家は決して安い食べ物ではないのです。日本人にとっての牛丼に当たる食べ物は、台湾では魯肉飯でしょう。あれなら30元で食べられます。
ユニクロにも同じことが言えます。 台湾でのユニクロは、台湾ローカルのブランドより高いんです。だから、台湾人にとってのユニクロとは、「デパートに入っているような、ちょっとおしゃれなブランド」なのです。続きを読む